AGCのCSR
For the Earth
地球へ

1. 環境に配慮した生産工程

AGCのアプローチ

ガラス製造工程のCO2排出量半減を目指す「気中溶解技術」

ガラスの製造は、原料の溶解に大量のエネルギーを要する環境負荷の高い事業です。AGCグループでは、エネルギー使用量の半減を目指す、画期的なガラス製造方法「気中溶解技術」の開発 *1に取り組んでいます。
この技術は、プラズマや酸素燃焼炎を使って原料を瞬時に溶解する技術で、実用化するとエネルギーを大幅に削減することができます。2012年には、小型炉(日産1トン程度)で世界最小の消費エネルギーでの原料溶解に成功し、現在は実用化に向けて小型炉で連続試験を実施しています。

汎用ガラスの気中溶解に使用する溶解槽
汎用ガラスの気中溶解に使用する溶解槽
  • * 1汎用ガラスの気中溶解に使用する溶解槽

AGCのアプローチ

ガスタービンを導入し、環境負荷を低減

苛性ソーダなどの化学品の生産には、大量の電力を消費します。
AGCグループでは、自社で所有している発電設備の燃料を、重油から天然ガス仕様に順次切り替えることで、環境負荷の低減を進めています。燃料を天然ガスに転換すると、CO2排出量だけでなく、ばいじんやSOX、NOXの排出も大幅に削減できます。

直近では、千葉工場で2013年に新型のガスタービンを導入しています。この新型のガスタービンは工場で使用する蒸気の生成にも使用できるので、蒸気を個別に生成する必要がなくなり、工場のエネルギー消費削減に寄与しています。千葉工場では、新型のガスタービンを導入したことでは年間約5万トンのCO2排出量削減に成功しています。

旭硝子千葉工場が2013年に設置したガスタービン発電装置
旭硝子千葉工場が2013年に設置したガスタービン発電装置

AGCのアプローチ

ブラジルの新工場に先進技術を導入し、環境負荷を最小化

AGCグループは、2013年にブラジル(サンパウロ州グアラティンゲタ市)において建築用・自動車用ガラスの工場を新設しました。同工場は生産設備に排ガス処理、省エネ、省水資源の先進技術を導入しており、現在、南米で最も環境負荷の低いガラス工場になっています。また、工場建設にあたっては2011年から工場周辺の環境活動として、自治体とともに植生回復と野生生物保護のためのプロジェクトを展開しています。さらに同年から工場周辺への植林にも取り組んでおり、目標33,000本のうち、19,500本の植林を完了しています。

ブラジル工場
ブラジル工場
植林した木々
植林した木々