中央研究所

中央研究所

「お客様とイノベーションを協創し、AGCグループの将来を担う新商品を提案し、実現する」を活動方針として研究開発を行っています。

所在地/〒221-8755 神奈川県横浜市神奈川区羽沢町1150番地

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操業開始年/1965年(昭和40年)
代表者/渡辺 広行
従業員数/532名(2015年12月末現在)
主な事業内容/ディスプレイ関連部材、環境関連分野(ソーラー、建築・自動車分野の省エネルギー)、化学品、電子部材の新材料・新商品の開発、共通的な基盤技術の開発

環境パフォーマンスデータ

  2011 2012 2013 2014 2015
大気 CO2
(千トン)
10 11 13 12 12
NOx
(トン)
1 1 1 2 0
SOx
(トン)
0 0 0 0 0
ばいじん
(トン)
0 0 0 0 0
水質 総排水量
(千m3
48 50 52 49 62
COD
(トン)
0 0 0 0 0
廃棄物 最終処分量(トン) 12 9 3 7 4

休業災害度数率

2011 2012 2013 2014 2015
0.00 0.00 0.00 0.00 0.00
  • 集計対象者は、事業所で働くすべての人(AGC旭硝子従業員+協力会社従業員)です

TOPIC

持続可能な資源利用

廃棄物の集中管理によるゼロエミッション*1の推進

中央研究所では多品種の原材料を使用することから、廃棄物が少量かつ多岐にわたり、2005年度のリサイクル率は30%程度にとどまっていました。

この課題を解決するために、2006年10月から中央研究所内にグリーンセンターを設置し、各部署からの排出物の集中管理を行っています。グリーンセンターでは、減容装置の導入や新規リサイクル先の開拓、排出物の利材品*2化に加え、各部署からの排出物に「排出票」の添付を義務付け、適切な分別の確認と従業員への周知を行っています。これらの取り組みの結果、2008年度以降、廃棄物について約99%のリサイクル率を継続しており、さらに有害物以外の排出物は大部分を廃棄物とせずに利材品化しています。

また、薬品などの廃棄物は少量でも有害であることが多いため、排出した各部署が、その都度情報をウェブ上に登録して、確実に処理先へ伝える仕組みを構築しており、適正な処理および収集時・処理先での安全の確保に努めています。

  • * 1AGCグループでは、廃棄物のうち99%以上をリサイクルすることをゼロエミッションと定義しています。
  • * 2利用価値のあるもの

環境負荷低減に貢献する製品(環境商品)の開発

冷媒や溶剤としての性能はそのままに、GWPを大幅に低減

AMOLEA®

空調機器や自動車などの冷媒に使用されているハイドロフルオロカーボン(HFC)は地球温暖化係数(GWP)が高く、環境負荷が大きいことから、世界的に使用が見直されています。日米欧等の先進国ではすでに独自のHFC規制が始まっており、新興国を含めた規制の導入が国際的にも議論されています。

AGC旭硝子では次世代冷媒・溶剤ブランド「AMOLEA®(アモレア)」のもと、ルームエアコンやカーエアコン、大規模空調用などさまざまな用途に合わせ、GWPを従来品の約6分の1から1,000分の1に抑えたさまざまなグレードを開発し、事業化を進め、地球にやさしい冷凍・冷蔵・空調機器の早期実現に貢献していきます。

新照明関連部材

LEDの耐久性と光束量を高める「GCHP®」
LEDの耐久性と光束量を高める「GCHP®

LED照明は省エネ効果が高く、携帯電話や屋外用照明など利用分野が拡大していますが、高出力化にともない発熱量が増大するという課題がありました。AGCグループのガラスセラミックス基板「GCHP®」(ジーチップ)は、放熱性・耐熱性に優れているため温度上昇を抑えることができ、さらに既存のアルミナ基板に比べ効率的に輝度を高めることもできます。また、中央研究所ではさらなる改善に向け、耐久性を高めるLED封止用ガラス材料の研究開発も進めています。


労働安全衛生

第三者認証を取得したOHSMSのもと、安全活動を推進

危険体感研修の様子
危険体感研修の様子

中央研究所では、安全は研究開発活動の基盤であるとの認識のもと、2006年度から従業員の労働安全教育の一環として危険体感研修を行っています。この研修は、労働災害を自ら疑似体験することで安全意識を高め、労働災害に結び付く行動をなくすことを目的としています。2013年からは中央研究所の特色である化学実験における災害の体感研修も開始し、2014年からはモノづくり人づくり研修センターの施設での研修を加え、各従業員の作業状況に応じて3種類の危険体感ができる体制を構築しています。

また、労働安全衛生マネジメントシステム(OHSMS)のPDCA(計画・実行・評価・改善)サイクルを回しています。すべての設備、作業、人に対するリスクアセスメントをOHSMSの核として位置付けて活動し、2010年にはOHSMSの国際規格であるOHSAS18001の認証を取得しました。現場ではさまざまな種類の化学物質を扱っているため、義務化された化学物質リスクアセスメントを短時間で実施する仕組みも構築しました。これらにより、中央研究所の三大リスクである薬傷・やけど・感電による災害の根絶を目指しています。


保安防災

防災体制を見直し地震等のあらゆる災害に備える

選抜チームによる消火技術訓練会への参加
選抜チームによる消火技術訓練会への参加
全従業員を対象とした消火器操作訓練
全従業員を対象とした消火器操作訓練

中央研究所は、地震等のあらゆる災害に対応できる防災体制の構築を目指しています。緊急地震速報受信装置の導入、全従業員参加による大規模地震を想定した年1回の総合防災訓練のほか、全従業員を対象にした消火器操作訓練、担架を使用した応急救護訓練、自衛防災隊による屋内・屋外消火栓操作訓練、防災食料・飲料水の確保などを行い、地震発生時に人命優先で的確かつ迅速な行動が行えるように備えています。

また、中央研究所では、横浜市神奈川区自衛消防隊消火技術訓練会に参加する自衛消防隊選抜チームを初心者の若手従業員で結成、毎年優秀な成績を収めています。多くの従業員が防災に対する意識と経験を高めることで、中央研究所全体の災害への対応能力向上に努めていきます。


ステークホルダーコミュニケーション

環境保全活動やコミュニケーション活動を通じて、地域との共生を図る

中央研究所周辺地域の清掃活動
中央研究所周辺地域の清掃活動
地域交流の様子
地域交流の様子

中央研究所は、地域との共生を目的に、3カ月に1回、周辺の清掃活動を実施しています。この地域は鶴見川支流の鳥山川の源流であり、鶴見川流域の生物多様性保護にも貢献すると考えています。また、定期的に近隣住民・町内会関係者の皆様との交流の場を設け、地域社会とのコミュニケーションを行っています。


社会貢献活動

若手研究者による出張工学授業

出張工学授業の様子
出張工学授業の様子

中央研究所は、地域社会と協調し、日本の未来を背負う工学人財の育成に貢献するために、若手の研究者が神奈川県内の高等学校を訪問し、ガラスをテーマとした工学授業を実施しています。この授業では、高機能ガラスの性能体験などを通じて、生活に身近なガラスが工学と密接につながっていることを伝えています。

毎年、横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校をはじめ、中央研究所周辺の中学校・高等学校で工学出張授業を開催しています。