関西工場高砂事業所

高砂工場

1939年に操業を開始した関西工場高砂事業所(旧高砂工場)では、2005年からは液晶ディスプレイ用ガラス基板を主力として半導体製造装置用部材等を製造しています。その一方で、事業活動に伴う環境への影響を強く自覚し、大気汚染や水質汚濁の防止、省資源・省エネルギー化および廃棄物の削減・リサイクル等の活動も積極的に展開しています。

所在地/〒676-8655 兵庫県高砂市梅井5丁目6番1号

GoogleMap

操業開始年/1939年(昭和14年)
代表者/相武 弘明
従業員数/403名(2016年12月末現在)
主な事業内容/液晶ディスプレイ用ガラス基板、半導体製造装置用部材(高純度SiC)の製造

環境パフォーマンスデータ

  2012 2013 2014 2015 2016
大気 CO2
(千トン)
250 284 253 257 261
NOx
(トン)
633 913 708 659 673
SOx
(トン)
8 14 24 15 17
ばいじん
(トン)
0 1 1 1 1
水質 総排水量
(千m3
1,128 1,116 1,076 1,018 1,038
COD
(トン)
3 3 3 2 2
廃棄物 最終処分量(トン) 0 0 0 1 1

休業災害度数率

2012 2013 2014 2015 2016
0.00 0.00 0.00 0.00 0.00
  • 集計対象者は、事業所で働くすべての人(AGC旭硝子従業員+協力会社従業員)です

TOPIC

環境マネジメント

関西工場統合マネジメントシステムの運用

高砂事業所の建屋に設置された太陽電池パネル
高砂事業所の建屋に設置された太陽電池パネル

AGC旭硝子関西工場では、安全マネジメントシステムと環境マネジメントシステムを尼崎事業所と高砂事業所の各々で運用してきましたが、より一体化した活動を目指し、事業所間で統合を進めています。併せて、安全と環境で別々に行っていた内部監査を合同で実施するなど、マネジメントシステムの効率的な運用・管理を行っています。

また、高砂事業所では、各事務所・現場から排出される廃棄物において、有価物への分別を徹底しています。たとえば、古紙は種類ごとの細かな分別、廃棄プラスチックは売却可能な色付ビニールおよび透明ビニールの分別を行っています。事業所内の廃棄物集積所では、集積所ごとのランキングを掲示し競い合うことで、分別活動の継続的な改善につなげています。なお、高砂事業所では、2008年に廃棄物のゼロエミッション*1を達成し、2009年以降も継続しています。

さらに、2013年には、高砂事業所内の建屋の屋根(約7万m2)に太陽電池パネルを設置し、年間約5,300MWhの電力を発電しています。このパネルは、社内外のエコ意識を喚起するという重要な役割も担っています。

  • * 1AGCグループは、廃棄物のうち99%以上をリサイクルすることをゼロエミッションと定義しています

生物多様性の保全

兵庫県推進の「新ひょうごの森づくり」に参画

整備・保全活動を進めている森林
整備・保全活動を進めている森林
整備・保全活動中の従業員
整備・保全活動中の従業員

AGC旭硝子関西工場高砂事業所は、地球温暖化防止や生物多様性保全などの環境貢献に加え、環境問題に対する従業員の意識啓発を目的として、兵庫県が推進する「新ひょうごの森づくり」に2011年から参画しています。この活動は、企業が県の緑化推進協会の協力を得て、森林の所有者に代わってその整備・保全活動を行うものです。

面積1haの森林で活動しており、年に数回、工場内の緑化担当者が県のアドバイスに基づいて、下草刈りなどの整備保全活動を実施しています。


労働安全衛生

危険体感施設による安全啓発活動

AGC旭硝子関西工場高砂事業所では、労働災害を撲滅する取り組みの一環として、所内に危険体感施設を設置し、従業員が実際の危険事例を体感することによって安全意識を向上させる活動に取り組んでいます。

チェーン巻き込まれ体感施設
チェーン巻き込まれ体感施設

(1)チェーン巻き込まれ体感施設

試運転調整作業など、現場での作業が巻き込まれ災害につながる恐れを体感する装置です。自動モーターで動かしたチェーンに木の棒を差し込んで破壊してもらい、その衝撃・怖さを体感してもらいます。高砂事業所では、巻き込まれ災害の発生率が比較的に高いため、危険体感と合わせて、チェーン部分へのカバー設置の必要性・重要性の周知も図っています。

安全帯体感施設
安全帯体感施設

(2)安全帯体感施設

高所作業における、落下の危険性や安全帯を使用することの重要性を体感する装置です。高砂事業所では、安全帯を使用する場合の命綱の長さは1.7m以下と定めており、タンクピット(タンクおよびタンク設置のための溝)などの閉鎖空間や、4m以上の高所で腰より低い位置にしかフックをかけられない場合での作業については、フルハーネスタイプの安全帯の使用を義務付けています。この施設では、ベルトタイプの安全帯とフルハーネスタイプの安全帯の衝撃力の違いも体感・理解していただきます。

ほかにも、質量目測体感やガラスの切り・こすれ体感、スカタン(予想が外れたことでバランスを崩して発生する災害)体感、回転物(ベルト、チェーン)への巻き込まれ体感、回転ロールへの巻き込まれ体感、感電体感、ガラス体感などの施設があります。協力会社従業員を含む所内の従業員を対象に、定期的に体感研修を実施して継続無災害を目指しています。


保安防災

地震を想定した総合防災訓練を継続

高砂市消防本部様からのご講評
高砂市消防本部様からのご講評
消防署指導によるAED救命訓練
消防署指導によるAED救命訓練

AGC旭硝子関西工場高砂事業所では、不測の事態においても地域の中核企業としての役割を果たせるよう、東南海地震を想定した総合防災訓練を行っています。

総合防災訓練では、震度6強のほか、津波を想定した避難訓練、二次災害抑止を目的とした危険物施設の監視訓練、無線機を使用した情報通達訓練、安否確認を目的とした避難訓練など、実際に起きた際にも冷静に行動できるよう、毎年内容に工夫を重ねながら訓練を継続的に実施しています。


社会貢献活動

「高砂浜風駅伝競走大会」を開催

高砂浜風駅伝大会の様子
高砂浜風駅伝大会の様子

2009年8月、AGC旭硝子関西工場高砂事業所は高砂市や沿岸部のほかの企業とともに、地域活性化を考える「高砂未来研究会」を結成しました。地域活性化の取り組みについて検討する中、企業が一体となって地域を盛り上げるために、2011年より駅伝大会を開催しています。大会には、毎年高砂市沿岸部の企業から多数のチームが参加しています。

また、AGC旭硝子関西工場高砂事業所は当日の受付を担当するなど、大会のお手伝いを実施しています。