AGCセラミックス

AGCセラミックス

AGCセラミックスは、セラミックス素材を核としたソリューションを提供することにより、環境を重視した、より良い社会の実現に貢献し、お客様から信頼をいただき、社員が誇りと満足を得られる企業を目指しています。

ガラス溶解炉用セラミックス製品に関わる技術を集結させたガラスエンジニアリング分野と、溶融炉/焼却炉/ファインセラミックス技術を活かした環境・エネルギー分野の2つの事業を軸にソリューションを提供しています。

所在地/本社:〒108-0014 東京都港区芝4丁目1番23号

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高砂工場:〒676-8566 兵庫県高砂市梅井5丁目6番1号[AGC旭硝子関西工場高砂事業所内]

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資本金/3,500 百万円
代表者/島尾 明伸
従業員数/231名(2015年12月末現在)
主な事業内容/各種耐火物・ファインセラミックスの製造・販売、ガラス窯・各種工業窯炉の設計・工事

環境パフォーマンスデータ

  2011 2012 2013 2014 2015
大気 CO2
(千トン)
12 13 10 10 10
NOx
(トン)
0 0 0 0 0
SOx
(トン)
0 0 0 0 0
ばいじん
(トン)
0 0 0 0 0
水質 総排水量
(千m3
189 160 64 49 65
COD
(トン)
0 0 0 0 0
廃棄物 最終処分量(トン) 359 236 98 116 99

休業災害度数率

2011 2012 2013 2014 2015
0.00 0.00 1.60 1.70 0.00
  • 集計対象者は、事業所で働くすべての人(AGCセラミックス+協力会社従業員)です

TOPIC

環境マネジメント

統合環境マネジメントシステムに基づく環境負荷の継続的低減

AGCセラミックスは、統合環境マネジメントシステムの確実な運用に注力しています。具体的には、当社工場があるAGC旭硝子関西工場高砂事業所と一体となって、製造工程の省エネルギー活動や産業廃棄物のリサイクル活動などを進めているほか、ガラス溶解炉や各種工業炉の省エネ・環境負荷軽減に貢献する商品開発にも積極的に取り組んでいます。


持続可能な資源利用

AGCプライブリコにおけるリサイクル原料活用の取り組み

社会全体が循環型の産業構造に転換しているなか、AGCセラミックスのグループ会社であるAGCプライブリコ社(APJ)では、主要なお客様である製鉄所の高炉などで使用した耐火物(レンガ等)を、再び耐火物の原料としてリサイクルする取り組みを進めています。

APJはお客様と協力し、お客様が使用した廃棄寸前の耐火物から不純物を取り除き、破砕・粉砕を経て粒状にしたものを回収して、不定形耐火物用骨材の原料に再利用する取り組みを進めています。従来であれば、廃棄物として埋却や他用途への転用で対応していましたが、耐火物の原料として再利用することで、廃棄物の削減に貢献するだけでなく、廃棄や原料調達コストの低減にもつながっています。

リサイクル原料を活用した製品の出荷量は、2013年には2002年比で20倍に達しており、今後も使用済み製品のリサイクル等を通じて、循環型の社会の形成に積極的に貢献していきます。


環境負荷低減に貢献する製品(環境商品)の開発

高断熱・高耐熱セラミックス炉材「THERMOTECT®
―ガラス窯などの省エネに貢献―

高断熱・高耐熱セラミックス炉材「THERMOTECT®」
高断熱・高耐熱セラミックス炉材「THERMOTECT®

鉄、石油、セメント、焼却炉、自動車、ガラスなどの幅広い産業で用いられる工業炉では、エネルギーを大量に消費することから省エネ化が求められています。工業炉の断熱炉壁で使用されるセラミックスファイバーは断熱性能に優れていますが、強度が低く高温下での収縮が大きいなどの耐久性上の理由から、物理的および化学的な損傷が起こりにくい分野に使用範囲が限定されています。そのため、セラミックスファイバーと同等以上の断熱性に加え、高い耐久性を持ち、あらゆる分野の工業炉で使用できる耐火物炉壁に対するニーズがありました。

AGCセラミックスの高断熱・高耐熱セラミックス炉材「THERMOTECT®」は、炉材の最高耐用温度である1,600℃までの耐熱性能を持ち、高温下で長期間使用しても使用開始時と同等の高断熱性を維持することができます。また、粉状の製品を水と混ぜて炉を成型し、熱による収縮を抑えられる性質を持つため、高い断熱性を長期間維持することができます。

2013年3月からは、業界最高レベルの断熱性能と耐久性能を併せ持つ工業炉向け高断熱炉壁「THERMOTECT WALL®」を販売しています。これは、炉内側(高温側)に優れた断熱性と耐熱性を持つ高断熱グレードの「THERMOTECT®」を、炉外側(低温側)に熱伝導率の極めて低い特殊断熱ボードの「THERMOTECT®」を配置する複層構造になっています。高断熱性と高耐久性により、セラミックスファイバーでは従来使用できなかったさまざまな分野において、工業炉の省エネに貢献します。

遮熱舗装塗料用セラミックス顔料「タフクーレ®
―ヒートアイランド現象解消に貢献―

「タフクーレ®」を含む遮熱塗装により、ヒートアイランド対策が施された路面(中央の2車線)「タフバーン®」の敷設により、バスレーンの視認性を高めたカラー滑り止め路面(左側車線)
「タフクーレ®」を含む遮熱塗装により、ヒートアイランド対策が施された路面(中央の2車線)
「タフバーン®」の敷設により、バスレーンの視認性を高めたカラー滑り止め路面(左側車線)
「タフク-レ®」使用による遮熱性舗装が施工されたタワービュー通り
「タフク-レ®」使用による遮熱性舗装が施工されたタワービュー通り

都市部ではアスファルトの道路が多く、太陽の熱が地面に蓄積されやすいなどの理由から、ヒートアイランド現象が発生し、局地的な集中豪雨や大気汚染の原因となる光化学オキシダントの生成促進などが懸念されています。この現象を低減すべく、路面全面を塗装して地面の蓄熱を抑える対策が取られてきましたが、車両から受ける過酷な力で塗膜が擦り減ってしまう問題があります。

AGCセラミックス社の遮熱舗装塗料用セラミックス顔料「タフクーレ®」は、アルミナジルコニア質の共晶体から成る非常に硬い塗料用顔料で、遮熱材として配合され、遮熱性舗装の耐摩耗性を格段に向上させることができます。2012年の発売以来、すでに10万m2の遮熱施工に採用されています。また、「タフクーレ®」は、ガラス溶解炉用に使われる電融耐火レンガの製造プロセスから生じる副産物を利用するため、製造工程の廃棄物削減にも繋がっています。

あわせて、通行車両のスリップを防止し、また通行レーン分けを分かりやすくするカラー骨材「タフバーン®」も広く普及し、特に近年、歩道からの分離が進みだした自転車レーンの安全に寄与しています。

労働安全衛生

『考動館』で危険を体感し、安全感性を磨く

AGCセラミックス(AGCC)では、セラミックス製造工程で起こり得る、いくつかの危険状態を再現させた『考動館』を2015年にAGCC高砂工場内に設置しました。これらの危険を体感することで、従業員の安全感性を磨いています。

考動館での危険体験

考動館での危険体験

保安防災

AGC旭硝子関西工場高砂事業所と一体となった防災活動

高砂市消防本部様からのご講評
高砂市消防本部様からのご講評
消火訓練の様子
消火訓練の様子
AED救命実演
AED救命実演

AGCセラミックス(AGCC)は、AGCC高砂工場があるAGC旭硝子関西工場高砂事業所と一体となり、保安防災活動を実施しています。

AGCCでは、震度6強の東南海地震を想定した総合防災訓練を実施。二次災害抑止を目的とした危険物施設の監視訓練、無線機を使用した情報通達訓練、安否確認を目的とした避難訓練、建屋火災を想定した屋外消火栓放水訓練、所内規定である「説明責任者制度(災害時における公設消防隊への連絡・情報提供実施)」の模擬訓練などを実施しています。

訓練には、関西工場高砂事業所のAGCグループ従業員はもとより、協力会社従業員や事業所への出張者なども参加し、所内一丸となって取り組んでいます。訓練に立ち会っていただいた高砂市消防本部様からは、「実際にこれだけ多くの人が避難する際には、想定外のトラブルもありうるため、無線機を使用した情報通達訓練は非常に重要である」との講評もいただいています。

今後も防災訓練を継続することにより、従業員の防災意識のさらなる向上を図っていきます。


社会貢献活動

スペシャルオリンピックス日本への支援

「ウォーク&ランフェスティバル」の参加者
「ウォーク&ランフェスティバル」の参加者

AGCセラミックスは、「知的障害のある人たちの自立と社会参加することを促進する」というスペシャルオリンピックスの趣旨に賛同し、2003年から毎年50万円の寄付を行っています。2009年10月には、東京都で開催された「ウォーク&ランフェスティバル」に協賛し、本社、東京支店の従業員で構成した4チームが競技に参加してアスリートとの交流を深めるなど、継続的な支援を行っています。

  • *『スペシャルオリンピックス』とは知的発達障害のある人たちにさまざまなスポーツ活動のプログラムや競技会を提供し、社会参加を応援する国際的スポーツ組織です。1968年にアメリカで誕生し、現在160の国と地域で活動が行われています